フードバンク・金沢区役所に常設窓口
フードバンクとは?
フードバンクとは、「食料銀行」を意味する社会福祉活動です。まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人に届ける活動のことを言います。
横浜市では家庭から出される燃やすごみの中には、食品ロスと言われる何も手がつけられず廃棄された「手つかず食品」が年間2万トンも含まれています。横浜市では、この食品ロス削減の取組として、フードバンク団体等と連携しイベント等でのフードドライブの実施や、小売店舗など身近な場所で食品を寄附できる環境づくりを進めています。この取組を通じて、各ご家庭で購入した食品やお中元・お歳暮等でいただいたものなど、常温で保存している食品の在庫と期限の確認の習慣づけを促し、自分で消費しきれない食品は早めにフードドライブに提供することで、食品ロスの削減を目指しています。
フードバンクで扱う食品・扱えない食品
加工食品の場合、賞味期限が1ヶ月以上のものをお受けしています。
フードバンクでは、食べ物を右から左へ横流しするのではなく、“マッチング”といって、必要なものを必要な数だけ必要なところへお渡しします。
そのマッチングのための時間や、賞味期限内に確実に、きちんと使っていただくためです。(生鮮食品はこの限りではない)
フードドライブとは?
フードドライブとは、各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、それらをまとめてフードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動を言います。
なお、資源循環局が集めた食品は、フードバンク団体及び社会福祉協議会を通じて、地域の福祉施設や食を必要としている方に寄贈しています。
金沢区役所での常設窓口
金沢区役所は2020年5月1日(金)から、各家庭で使いきれない未使用食品の受け付けを、6階の地域振興課窓口(6階)で開庁日の午前8時45分から午後5時までの時間で実施しています。
ご提供いただける食品
【未開封(包装や外装が破損していない)かつ賞味期限(要明記)が2か月以上残っている常温保存可能なもの
■受付できる食品
- 穀類(白米、玄米、アルファ米、小麦粉など)
- 缶詰(肉、魚、果物など)
- インスタント・レトルト食品(カレールー、カップ麺など)
- お菓子(チョコレート、クッキー、せんべいなど)
- 調味料(食用油、砂糖、塩、みりん、料理酒など)
- 乾物(そうめん、パスタ、海藻など)
- 飲料(ジュース、お茶、水など)
■受付できない食品
- 賞味期限が2か月を切っているもの
- 開封されているもの
- 冷凍、冷蔵保存のもの
- 生鮮食品(生肉・魚介類・生野菜)
- アルコール
- ペットフード