金沢文庫で特別展「湛睿―国宝を繋いだ称名寺長老―」開催!国宝を繋いだ僧侶の生涯と思想を紹介

横浜市金沢区の神奈川県立金沢文庫で、特別展「湛睿―国宝を繋いだ称名寺長老―」が2026年11月20日(金)から2027年1月17日(日)まで開催されます。
今回の特別展では、鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した僧侶・湛睿(たんえい)に注目。称名寺の三世長老として寺の存続に尽力した湛睿の生涯や思想を、貴重な文化財とともに紹介します。
国宝を含む貴重な資料を通して、称名寺や金沢の歴史、鎌倉時代の仏教文化について知ることができる展覧会です。
🔽 特別展「湛睿―国宝を繋いだ称名寺長老―」の開催概要
- 開催期間:2026年11月20日(金)~2027年1月17日(日)
- 開催時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
- 開催場所:神奈川県立金沢文庫
- 住所:神奈川県横浜市金沢区金沢町142
- 観覧料:一般400円、20歳未満・学生250円、65歳以上200円、高校生100円
- 主催:神奈川県立金沢文庫
- 協力:横浜市金沢区役所
※中学生以下は無料です。
※団体(20名以上)の場合は割引料金が適用されます。
🔽 称名寺の長老・湛睿の生涯と思想に迫る特別展
今回の特別展のテーマとなる湛睿(たんえい)は、関東を拠点に活動しながら、東大寺や久米田寺などでも学んだ僧侶です。
多くの著作を残した学僧で、鎌倉幕府滅亡後の動乱期には称名寺の三世長老を務め、寺の存続に尽力しました。
神奈川県立金沢文庫が1930年(昭和5年)に開館して間もなく、称名寺から大量の中世写本が発見されました。
それらの写本には「湛睿」の名前が数多く残されており、これをきっかけに、それまでほとんど知られていなかった湛睿という僧侶の研究が始まったといいます。
本展では、国宝「称名寺聖教」の発見と研究の歴史をたどりながら、歴史に埋もれていた学僧・湛睿の生涯や思想を紹介します。
🔽 国宝を含む貴重な文化財を展示
会場では、称名寺に伝わる貴重な文化財が展示されます。
主な展示作品には、次のようなものがあります。
- 称名寺結界図幷結界記(重要文化財)
- 伝湛睿和尚像
- 三千仏図(甲本)(神奈川県指定重要文化財)
- 華厳経内章門等雑孔目(国宝)
- 一乗仏性権実論(国宝)
- 教誡儀抄(国宝)
- 足利直義安堵状(国宝)
- 因幡国千土師郷上村年貢結解状(国宝)
国宝を含む資料を通じて、称名寺に受け継がれてきた歴史や中世の仏教文化に触れることができます。
なお、文化財保護のため、会期中に一部展示替えが予定されています。神奈川県教育委員会
🔽 講演会や学芸員による関連イベントも開催
展覧会に関連して、講演会や月例講座なども開催されます。
専門家や金沢文庫の学芸員による解説を通じて、展示内容をより深く学べる機会です。
【連続講演会(全5回)】
「聖教」を読む―東アジア仏教文献のたのしみかた―
- 11月28日(土):櫻井唯氏(神奈川県立金沢文庫学芸員)
- 11月29日(日):小川隆氏(駒澤大学教授、禅文化歴史博物館長)
- 12月12日(土):大久保良峻氏(国際仏教学大学院大学教授・早稲田大学名誉教授)
- 12月20日(日):船山徹氏(京都大学人文科学研究所教授)
- 2027年1月11日(月・祝):木村清孝氏(東京大学名誉教授・曹洞宗龍宝寺東堂)
【特別講演会】
- 開催日:12月6日(日)
- テーマ:「鎌倉時代戒律復興運動の諸相」
- 講師:大谷由香氏(広島大学准教授)
【月例講座】
- 12月26日(土):「長老湛睿の寺院経営戦略」
- 2027年1月17日(日):「中世の受戒儀礼と夢」
※講演会・講座はいずれも事前申込が必要です。開催時間や申込方法などの詳細は、神奈川県立金沢文庫の公式サイトでご確認ください。
また、毎週土曜日・日曜日・祝日には、ボランティアによる展示解説も実施されます。
– 開催時間:14:00~、15:00~
展示内容について詳しく知りたい方は、こちらも利用してみてはいかがでしょうか。神奈川県教育委員会
🔽 神奈川県立金沢文庫へのアクセス
会場となる神奈川県立金沢文庫は、京急線「金沢文庫駅」やシーサイドライン「海の公園南口駅」から徒歩でアクセスできます。
- 京浜急行「金沢文庫駅」から徒歩約12分
- シーサイドライン「海の公園南口駅」から徒歩約10分
※施設に駐車場はありません(身体障がい者用を除く)。来館の際は公共交通機関をご利用ください。
🔽 公式サイト・詳細情報
展示内容や関連イベントの申込方法など、最新情報は神奈川県立金沢文庫の公式サイトをご確認ください。
▶ 神奈川県立金沢文庫 特別展「湛睿―国宝を繋いだ称名寺長老―」公式ページ
横浜市金沢区の歴史を知ることができる今回の特別展。称名寺に伝わる貴重な文化財や、知られざる僧侶・湛睿の足跡に触れてみてはいかがでしょうか。





























ぱど
