子ども会 柴シーサイドファーム じゃがいも掘り大会
横浜市立文庫小学校 子ども会 ジャガイモ掘り
横浜市金沢区の文庫小学校周辺地域の子ども会による「柴ファーム じゃがいも掘り大会」が2015年6月20日に開催されました。文庫小学校の小学生と未就学児、そして親御さんたち総勢300名ほどの参加者たちが土まみれになりながらジャガイモ掘りを楽しみました。時期的には梅雨で前日も雨だったため、当日の天候が心配されていましたが、朝から晴天となり、ジャガイモ畑も雨の影響を受けることなく、絶好の晴れ日で開催することができました。
横浜市民農園柴シーサイドファーム
当農園は,市の南東部に位置し,東京湾に面した眺望の良い丘陵地で,金沢区で唯一残された農業振興地域にあります。
遠くに房総を望み、八景島、海の公園を見下ろす丘の上にある市民農園です。横浜市農業専用地区の中にあり、一般向け(30平方メートル)、団体向け(90平方メートル)など500の区画に分けられ、多くの市民が自然に親しみながら、野菜や花などを作っています。
八景島、海の公園を見下ろす丘の上にある市民農園
朝9:00に地元の文庫小学校に集合し、30分ほど歩いて柴ファームへ向かいました。文庫小学校から柴町の住宅街を抜けて西柴小学校付近の丘陵地を越えたところに柴ファームがあります。通常は海側の長浜町から柴ファームへ向かいますが、近道として西柴小学校付近の丘を越えてからのコースでしたが、坂や階段で到着してからファーム内の公園で一休み。
ここで開会式を行い、園内のジャガイモ畑へ向かいます。
横浜市内にある市民農園
「柴シーサイドファーム」は市内で初めて市民農園整備促進法を活用した農園です。近年の園芸ブームの影響もあり市内各地から約3倍の応募がありました。 施設は25,000平方メートルの区画に一般(30平方メートル)488区画,団体(90平方メートル)8区,福祉4区画,休憩所,給水施設,管理棟が整備されています。
本日のイベント会場となるジャガイモ畑へ到着
こちらが本日のジャガイモ畑ですが、どの畑も鳥などの害獣から収穫物を守るように畑全体を緑のネットで覆われていました。今日の畑の農園の持ち主が今日の日のために、しっかりと守ってくれていました。
ビニール袋を持って芋掘りを開始
畑の農作業となるので、参加者はリュックサックと帽子を身に纏って、ビニール袋を片手に芋掘りへ参加していました。最初は草で覆われていた畑でしたが、まずは草をむしりとってからの芋掘り作業の開始です。
土の中からジャガイモがざっくざっく
ジャガイモ掘りは思ったより深く掘らなくても、土俵の表面を少し掘るだけでザックザック芋が出てきました。土もやわらかく子供でも簡単に芋が掘れる土壌であっという間に袋いっぱいに採れていました。
子供たちも軍手で懸命にジャガイモを採っています。
栄養のいきわたっている畑にはダンゴ虫などの昆虫も多くいたので、子供たちの悲鳴も聞こえてきましたが、全員軍手をしていたので虫に負けることなくジャガイモ掘りと格闘していました。
ビニール袋いっぱいにジャガイモ詰める
参加者には一人一枚のビニール袋を渡され、その中にジャガイモを詰めていましたが、最近は野菜の値段が高騰していたので、親御さん達も袋いっぱいにジャガイモを詰め持ち帰っていました。そのため帰路では芋の重さに耐え切れずビニール袋が破ける惨事がいくつか見受けられましたが、参加者同士がビニール袋を分け合い皆さん無事にジャガイモを持ち帰ることができていました。
他の畑では直売がいっぱい
柴ファーム内は多くの方々が農園主として野菜や果樹を育てており、農園内の入り口では、採れたての野菜がそのまま直売として販売されていました。
完熟トマトに心が惹かれます。
農園で販売されている野菜はスーパーで販売されている野菜と違って実が熟したものが多く、日持ちがしないものの美味しさは格別です。
柴ファーム専用の直売所
柴ファーム内にはJA横浜が運営する柴シーサイドファーム農産物直売所があります。毎週土・日曜日には直売所で地元生産の野菜、果物、花をが販売されており、朝の6:30から販売が開始され、売り切れば終了となります。
この日もジャガイモ掘り大会に参加していた親御さん達が帰りに立ち寄り、多くの野菜を購入され帰られていました。