【2027年1月予定】横浜市で路上喫煙が禁止へ 対象場所・過料・喫煙所について解説

横浜市が2027年1月から屋外の公共の場所を禁煙化へ|路上喫煙禁止が市内全域に拡大

横浜市では、2027年(令和9年)1月から、市内全域の「屋外の公共の場所」での喫煙を禁止する予定です。

これまでも横浜市では、横浜駅周辺や関内、みなとみらい21地区などを「喫煙禁止地区」に指定し、路上喫煙対策を進めてきました。

今回の条例改正では、これまで喫煙禁止地区に指定されていなかった場所についても、道路や駅前広場などの屋外の公共の場所での喫煙が禁止されることになります。

横浜市内で暮らしている人や、通勤・通学、観光などで横浜を訪れる人にも関係する大きな変更です。


🔽 横浜市の屋外喫煙が2027年1月から変わります

横浜市は、「横浜市空き缶等及び吸い殻等の散乱の防止等に関する条例」を改正し、屋外の公共の場所における喫煙を制限することになりました。

2026年6月の横浜市会では、条例の一部改正案が可決されています。

施行日は「規則で定める日」とされていますが、横浜市では2027年1月の施行を予定しています。

今回の改正によって、これまでの「喫煙禁止地区」中心の対策から、市内全域の屋外公共空間を対象とした禁煙へと大きく変わることになります。


🔽 どこで喫煙できなくなる?

今回のポイントは、「屋外の公共の場所」が禁煙の対象になることです。

具体的には、次のような場所が対象として想定されています。

  • 道路
  • 路上
  • 駅前広場
  • その他の屋外の公共の場所

横浜市が公表した資料では、現在の喫煙禁止地区ではない道路などの屋外公共場所についても、条例改正後は喫煙禁止の対象範囲となることが示されています。

つまり、これまで喫煙禁止地区ではなかった場所であっても、立ち止まって喫煙することを含め、屋外の公共の場所での喫煙が禁止されることになります。

主な対象場所

場所2027年1月以降過料
道路喫煙禁止原則なし
駅前広場喫煙禁止原則なし
河川など喫煙禁止原則なし
公園すでに禁煙
喫煙禁止重点地区喫煙禁止2,000円
私有地原則として今回の禁止対象外

公開空地など、不特定多数の人が通行する私有地については、土地管理者の合意によって喫煙禁止の対象として指定される場合があります。


🔽 「歩きたばこ」だけが対象ではありません

今回の改正で注意したいのが、単純に「歩きたばこを禁止する」という内容ではない点です。

現在も横浜市では、市内全域で「歩行中の喫煙をしないよう努めなければならない」という努力義務があります。

一方、これまでは喫煙禁止地区以外では、立ち止まって喫煙すること自体は禁止されていませんでした。

今回の条例改正後は、屋外の公共の場所での喫煙そのものが禁止されるため、立ち止まって喫煙する場合も対象となります。


🔽 横浜市の公園はすでに禁煙です

今回の「屋外の公共の場所」の禁煙化とあわせて、横浜市では公園の禁煙化も進められています。

横浜市の市立公園は、2025年(令和7年)4月から禁煙となっています。

そのため、2027年1月の条例改正によって、横浜市の屋外公共空間における禁煙の範囲がさらに広がることになります。

公園については、今回の条例改正を待たずにすでに禁煙となっているため、利用する際には注意が必要です。


🔽 喫煙禁止重点地区では2,000円の過料も継続

横浜市には、これまで「喫煙禁止地区」として指定されてきたエリアがあります。

今回の条例改正後は、こうした地区について名称を「喫煙禁止重点地区」に変更する予定です。

喫煙禁止重点地区では、引き続き重点的な巡回・指導が行われ、違反者には2,000円の過料が適用されます。

一方、喫煙禁止重点地区以外の屋外公共場所については、今回新たに喫煙禁止の対象となりますが、過料の適用はありません

つまり、2027年1月以降は、

市内全域の屋外公共場所=喫煙禁止

となる一方、

喫煙禁止重点地区=喫煙禁止+違反時は2,000円の過料

という仕組みになります。


🔽 私有地ではどうなる?

今回の禁煙化で、横浜市内のすべての屋外が禁煙になるわけではありません。

条例による主な対象は、「屋外の公共の場所」です。

そのため、原則として私有地は今回の禁止対象から除外されます。

ただし、私有地であっても、公開空地など、道路などの屋外公共場所に接していて路上喫煙の懸念が特にある場所については、土地管理者の合意を前提として、喫煙禁止の対象範囲に指定できる仕組みが設けられます。


🔽 紙巻きたばこだけでなく加熱式たばこも対象に

今回の条例改正では、紙巻きたばこだけでなく、加熱式たばこも禁止対象として想定されています。

そのため、「煙が少ないから屋外なら大丈夫」と考えることはできません。

2027年1月以降、屋外の公共の場所では、紙巻きたばこ・加熱式たばこを問わず、喫煙場所のルールを確認する必要があります。


🔽 なぜ横浜市は屋外の喫煙を禁止するの?

横浜市では、これまで吸い殻のポイ捨てや歩きたばこによる火傷・衣服の焼け焦げなどの防止を目的に、屋外の喫煙対策を進めてきました。

しかし、近年はそれらに加えて、受動喫煙を防止するという観点からも屋外喫煙への対策が求められるようになっています。

横浜市が2026年に公表した資料では、現行制度では喫煙禁止地区以外で立ち止まって喫煙することが禁止されていないため、市内全域で屋外公共場所の喫煙を禁止する方向が示されています。


🔽 横浜市では喫煙所の整備も進める方針

屋外の公共の場所を禁煙にする一方で、横浜市は喫煙者が利用できる喫煙場所の確保についても検討しています。

横浜市会の委員会記録では、既存の喫煙所の密閉化を含めた整備や、駅周辺など課題の大きい場所について、必要な数や形態を検討し、分煙環境を整えていく方針が示されています。

そのため、今後は「屋外公共場所では喫煙しない」ことと「指定された喫煙所を利用する」ことが、これまで以上に重要になりそうです。


🔽 横浜市民は2027年1月までにルールを確認しておこう

今回の条例改正によって、横浜市の屋外での喫煙ルールは大きく変わります。

特に注意したいのは、これまで喫煙禁止地区ではなかった場所でも、2027年1月以降は屋外の公共の場所で喫煙できなくなる点です。

駅周辺、道路、歩道、駅前広場などを利用する際には、喫煙所の場所を確認しておくと安心です。

また、横浜市では今後、広報よこはまやウェブサイト、SNSなどを通じて、市民への周知を進める予定です。


🔽 まとめ|横浜市の屋外喫煙ルールが2027年1月から大きく変わる

横浜市では、2027年1月から、市内全域の屋外の公共の場所で喫煙が禁止される予定です。

今回の変更をまとめると、次のようになります。

項目2027年1月以降の予定
屋外の公共の場所喫煙禁止
道路・路上喫煙禁止
駅前広場など喫煙禁止
市立公園すでに2025年4月から禁煙
紙巻きたばこ屋外公共場所では禁止
加熱式たばこ屋外公共場所では禁止
喫煙禁止重点地区喫煙禁止+2,000円の過料
その他の屋外公共場所喫煙禁止、過料なし(予定)
私有地原則として今回の禁止対象外

横浜市で暮らす人だけでなく、通勤・通学や観光などで訪れる人にも関係する今回の条例改正。

「2027年1月から横浜市の屋外公共場所は禁煙になる」

ということを覚えておくとよいでしょう。

今後、横浜市から具体的な施行日や対象場所、喫煙所の整備状況などが発表された場合には、内容を確認しておくことをおすすめします。

参考:横浜市公式情報

横浜市では、今回の条例改正について、市民からの意見募集や条例改正の内容を公表しています。

横浜市「条例改正について」

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